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窓に使用される「熱を通しやすい窓」【日射取得型】と「熱を通しにくい窓」【日射遮蔽型】があるのは
ご存知ですか?
商品によって異なりますが、APW430で日射取得型と日射遮蔽型の違いは「Low-E金属膜」の場所や数の
違いになります。
Low-E」とは英語の「Low Emissivity」の省略形になります。日本語に訳すと「低放射」という意味に
なり、ガラスにコーティングされたLow-E金属膜が太陽熱や部屋を暖房で暖めた熱を吸収・反射します。
日射取得型は建物内に太陽の熱を多く取り入れたい場所に採用し、反対に日射遮蔽型は純粋に窓として
使いたい(採光や景観など)場所に採用します。
https://webcatalog.ykkap.co.jp/iportal/CatalogViewInterfaceStartUpAction.do?method=startUp&mode=PAGE&catalogCategoryId=&catalogId=9524150000&pageGroupId=1&volumeID=YKKAPDC1&keyword=&categoryID=&sortKey=&sortOrder=&designID=pro&designConfirmFlg=
(高性能トリプルガラス樹脂窓APW430 カタログ)
太陽からの熱を最大限にとりいられる方角は南面になります。
そのため南面には日射取得型のガラスを採用した大きい窓を配置することで住宅内に太陽光を取り入れ
て、暖房の代わりになるよう計画していきます。
(パッシブハウスで南面に大きい窓が採用されている事例が多い理由はこのような理由があります。)
南面以外の窓は建物内に太陽光の熱を取り入れる目的よりは、採光確保や通風のための窓として有効
であるので、他の3面に採用する機会が多いです。
西日の影響で冷房負荷が大きくなってしまうため、西面の窓はなるべく小さく(もしくは無し)する
ことが重要です。
(編集:山内一輝)