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断熱リフォームをした場合の省エネ計算

  • 2021.04.15
  • ブログ

◆断熱リフォームとは

現在住んでいる住宅で夏は暑い・冬は寒いと感じたことはありませんか。新築ではないと断熱性能は上げられないと勘違いしていないでしょうか。

現在お住まいの住宅に断熱性能の高い製品を追加することで、UA値を上昇させることができます。

今回は断熱リフォームをした場合の省エネ計算を公開したいと思います。

 

◆断熱リフォームの省エネ計算

以下の間取り図で省エネ計算をしてみたいと思います。

 

 

▲計算結果 ↓

外皮平均熱貫流率: 【改修前】UA値 0.98 (W/㎡K) (省エネ等級3)

                      ↓

          【改修後】    0.45 (W/㎡K) (HEAT20 G2 相当)

という結果になりました。今回は屋根・天井、外壁、開口部、床、基礎の全てに断熱材を追加するというシミュレーションを行いました。

ですが実際はここまで断熱リフォームをする際には費用が大幅にかかる可能性があります。

HEAT20基準までUA値を引き上げなくても等級4(UA値=0.87)まで断熱性能を伸ばすことで現環境の改善にはなる可能性があります。

 

室温等の変化に関しては以下のようになりました。

|既存住宅でも断熱性能を上昇させることは可能である。しかし性能の上昇率・金額とのバランスでコストパフォーマンスも大切である。

 

○工事費の参考(建物規模により変動します)

・内窓(インナーサッシ) : ¥70〜140万

・屋根、天井(吹付断熱) : ¥30〜70万

・外壁(EPSボード) : ¥120〜180万

・床(吹付断熱) : ¥20〜60万

 

(編集:山内一輝)

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